ぼんやりとした手触り

日記のようなもの

2017/11/16

  「日記は毎日書くものだ。1行でもいいから、とりあえず毎日書け」と言われた。だから、ノリで始めたこのブログを、気まぐれで再開する。

 

  さて、美味しいものは脂肪と糖で出来ているらしい。ハンバーグ、ラーメン、ドーナツ……自分の好きなものを思い浮かべると、確かに脂肪と糖で出来ている。美味しいから脂肪と糖で出来ているのか、脂肪と糖で出来ているから美味しいのか。後者だろう。

 脂肪と糖は美味しいが、カロリーが高い。ここで、雑な考えをする。人間、カロリーをとらないと生きていけない。だから人体は、積極的にカロリーを摂取するよう、高カロリーの脂肪と糖を美味しく思うようにできているのではないか。

 何を言いたいかというと、私はカロリーをとらなくてはならない。カロリーをとらなさ過ぎて、体にガタがきている。思い返せば、朝は食パン2枚とコーヒー、昼はうどんとコーヒー、夜は刺身とコーヒーという生活を続けていた。体の半分がほぼコーヒーで出来ている。実によくない。

 なので今晩は、学校の食堂でハンバーグ&コロッケ定食を食べた。1000キロカロリーあるご飯だ。しかし、定食を食べる前までに、食パン2枚しか食べていなかったから、1日の摂取カロリーの目安には届いていない(20代成人女性の目安は、1800キロカロリー)。まあ、完食したし、目安量の半分は摂取したから良しとしよう。定食は美味しかった。脂肪と糖で、できている。

 学校からの帰路の途中に、小さな地蔵がいる。古いけれども、綺麗な地蔵だ。その前には毎日、プリンが供えられている。そのプリンがとても美味しいことを、私は知っている……。地蔵も、脂肪と糖をとらないとやっていけないだろう。

 とりあえず私は、当分、カロリーの高い食事を続けなければならない。